コンセプトは建築ってなんだろう?
「元気な若者が集う場所に居ることがデザイナーとしてのフレッシュな感性を養う。家賃は高いけど」と笑うのは、金沢市の中心部、片町で一級建築士事務所竹中建築計画工房
を開設している建築家の竹中健次氏。
04年10月に事務所を竪町から香林坊109に隣接するビルに移した。「コンセプトは機能と感性の融合。20代は〈CONTINUOUS SPACEと運動性〉、30代は
〈素材の混合と時代性〉、40代は〈面の形態の融合〉だった」と話す。
昨年50歳になり、コンセプトを「建築入門。建築ってなんだろう?」に決めた。理由は構造計算書偽装事件。「マンションデベロッパーと建設会社、設計事務所が蜜月(みつげつ)
関係にあったことが、住まい手・使い手を考えるよりも、利益追求に走ってしまった大きな要因」と指摘。「設計者はクライアントの代理人として業務を遂行すべき」と強調する。
03年8月と04年2月にテレビ朝日系大改造!!劇的「ビフォーアフター」に「住空間のプランナー」として出演。それぞれ「生き甲斐を失う家」、「手すりが垂直の家」で匠の技を披露、話題を集めた。
武蔵野美術大学造形学部建築学科卒。設計事務所勤務を経て建設会社で4年間現場監督に従事。「仕事はきつかったが一番健康的な時間だった」という。
当時の経験がいまに生きており「施工できない図面は描かない」が信条。デザイン賞多数。金沢市生まれ。
(
建設工業新聞
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2006年3月3日
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